雑詠Ｑ vol.3 詳細

雑詠Ｑ vol.3

No.0
作者	なかやまなな
作品	春の雪身体の穴すべて痒い
総得点	3点
投票者 (点|名前)	1|うぐいす 1|文月さな女 1|タケウマ
コメント	お名前 うぐいす コメント ○ふわふわと淡い春の雪。暖かさと寒さの狭間で、むず痒い感じがよくわかります。
No.1
作者	なかやまなな
作品	解体の隣家から恋猫わんさか
総得点	3点
投票者 (点|名前)	1|一己 1|トモマリ 1|桃子
コメント
No.2
作者	雪うさぎ
作品	男みな友となり果てバレンタインデー
総得点	6点
投票者 (点|名前)	1|美希 1|圓哉 2|なかやまなな 1|じゃこ 1|文月さな女
コメント	お名前 圓哉 コメント ○類型的になりやすい季語ですが、でもこれは共感できるなぁ！
No.3
作者	雪うさぎ
作品	逃げ水を追つて帰らぬ子と思ふ
総得点	6点
投票者 (点|名前)	1|ちとせ 1|K 2|西山清二 1|圓哉 1|十月水名
コメント	お名前 西山清二 コメント ◎今回はオーソドックスで一番と思いました。夢を追う子供と、それを見守る親心かな。 お名前 圓哉 コメント ○哀しい句、切ない句、人生いつも失うことは辛いです。
No.4
作者	十月水名
作品	春眠やめんだうだから鰐でいい
総得点	4点
投票者 (点|名前)	1|雪うさぎ 1|なかやまなな 1|うぐいす 1|タケウマ
コメント	お名前 雪うさぎ コメント シュールすぎてお手上げだけど面白いです。 お名前 うぐいす コメント ○「春眠」に襲われて「めんだう」だと「鰐」になりたくなっちゃうのか…。確かに鰐のぬおっとした感じは眠そうでもあります。無理に起こすと食いつかれそうだけど。
No.5
作者	十月水名
作品	録音を再生しますきつねの子
総得点	7点
投票者 (点|名前)	2|北大路京介 1|雪うさぎ 1|じゃこ 2|文月さな女 1|タケウマ
コメント	お名前 雪うさぎ コメント きつねの子が何を再生するんだろう、でもかわいいから許す。
No.6
作者	うぐいす
作品	前頭葉に司られて春兆す
総得点	7点
投票者 (点|名前)	1|ちとせ 1|K 1|桃子 2|十月水名 2|タケウマ
コメント	お名前 K コメント ○です。 春を感じるのは人それぞれ。それはどこが決めるか？各々の前頭葉の判断だ！春の兆しと前頭葉を結びつける発想が面白かったのでとらさせていただきました。ちなみに私の春はまだまだ来なさそう
No.7
作者	うぐいす
作品	雪になりそびれてあくびが白い
総得点	6点
投票者 (点|名前)	2|ちとせ 1|北大路京介 1|K 1|トモマリ 1|なかやまなな
コメント
No.8
作者	圓哉
作品	葉牡丹や丹精こめた手の歳月（としつき）
総得点	1点
投票者 (点|名前)	1|美希
コメント
No.9
作者	圓哉
作品	福は内今年のしあわせ鬼も内
総得点	3点
投票者 (点|名前)	2|一己 1|西山清二
コメント
No.10
作者	一己
作品	２００３年１０年前しんじられないしんじたくない
総得点	1点
投票者 (点|名前)	1|桃子
コメント
No.11
作者	一己
作品	終わったら食べたい物ストックしてる時点でアヤしいダイエット
総得点	0点
投票者 (点|名前)
コメント
No.12
作者	北大路京介
作品	紫の雨降る夜の冬薔薇
総得点	2点
投票者 (点|名前)	2|圓哉
コメント	お名前 圓哉 コメント ◎「紫の雨」にまいりました、歌謡曲っぽいけどでもすてきな比喩だなぁ。
No.13
作者	北大路京介
作品	やまびこが返ってくるまで叫ぶつもり
総得点	8点
投票者 (点|名前)	1|灰色狼 1|西山清二 2|桃子 1|雪うさぎ 1|なかやまなな 1|十月水名 1|じゃこ
コメント	お名前 雪うさぎ コメント その根性がすがすがしい♪
No.14
作者	ちとせ
作品	春の夕受話器握っておる真昼
総得点	2点
投票者 (点|名前)	2|灰色狼
コメント
No.15
作者	ちとせ
作品	春の雨幽霊のおる船小屋群
総得点	2点
投票者 (点|名前)	1|灰色狼 1|トモマリ
コメント
No.16
作者	空飛ぶちび
作品	全身を使つて歩く子の雪野
総得点	9点
投票者 (点|名前)	1|北大路京介 2|K 1|灰色狼 1|西山清二 2|トモマリ 1|しま 1|美希
コメント	お名前 K コメント ◎です。 3～4 才くらいの子どもと先にいて来るのを待ってる親を想像しました。積もった雪も30～40㎝くらい。都会暮らしの家族が雪国に旅行に 行ったときの一風景といった感じ。滅多に見れない高く積もった雪を子どもに体験させてあげようとする親心のようなものを感じさせられました。
No.17
作者	空飛ぶちび
作品	溜め息の音栓抜きに似て寒夜
総得点	2点
投票者 (点|名前)	2|うぐいす
コメント	お名前 うぐいす コメント ◎こんな寒夜に帰りの遅い夫を待つ妻の、諦めたような、呆れたような、そんな溜め息ですね。長く深い溜め息ではないところに、愛情を感じます。
No.18
作者	桃子
作品	スプリングコートで翔ける未来都市
総得点	2点
投票者 (点|名前)	2|雪うさぎ
コメント	お名前 雪うさぎ コメント 冬ならばダウンコートか？夏ならタンクトップか？秋なら・・やっぱりスプリングコートだからいいのでしょうね、軽やかで。
No.19
作者	K
作品	三寒四温パンダ絶滅危惧状態
総得点	3点
投票者 (点|名前)	1|一己 1|ちとせ 1|十月水名
コメント
No.20
作者	K
作品	ﾒﾗﾝｺﾘｯｸﾒﾗﾝｺﾘｯｸ三寒四温の一寒目
総得点	2点
投票者 (点|名前)	2|じゃこ
コメント
No.21
作者	しま
作品	スマホ片手の ビルの谷間に水飲み鳥
総得点	0点
投票者 (点|名前)
コメント
No.22
作者	しま
作品	街灯の隙間 一瞬の闇に染む思春期に似て
総得点	3点
投票者 (点|名前)	2|美希 1|文月さな女
コメント
No.23
作者	トモマリ
作品	物干し竿に雨粒のたわわになる
総得点	1点
投票者 (点|名前)	1|一己
コメント
No.24
作者	トモマリ
作品	何かだった青い折り紙が捨てられている
総得点	4点
投票者 (点|名前)	1|北大路京介 2|しま 1|うぐいす
コメント	お名前 うぐいす コメント ○「何か」が何だったかによって、そこに込められた思いがかわってきますね。鶴か、飛行機か…想像するのがおもしろいです。
No.25
作者	桃子
作品	もう一人生みたい時もあればそうでない時もある
総得点	1点
投票者 (点|名前)	1|圓哉
コメント	お名前 圓哉 コメント ○「もう一人」で切るんだろうけど「もう一（いち）人生」で切るとまた違った味わいもあるのかしら。